獣種と出典
出典の段の高さが入ります。
鳥取県 農林水産部 農業振興局 鳥獣対策課「電気柵設置・点検マニュアル」(平成28年3月発行(掲載中の版)、「2 電線の間隔」イノシシ・シカ用6段の例)
上段の 5・6 段目は通電させなくてもよい、とされています。
- 電圧
- 5 kV 以上に保つ
- 舗装などからの離隔
- 50 cm 以上
柵の長さと支柱
出典は 3〜4 m。短い側を入れています。
段の高さ
外周のうち支柱間隔を詰める区間。
最下段と地面の間が広がらない間隔に(京都府は 20 cm 以下)。
柵線・支柱・ガイシ・グリップに上乗せし、切り上げます。
電気さくの法令要件
この一覧に沿っても、基準への適合と安全は保証されません。電源装置の説明書と出典の本文で確認してください。
電気設備に関する技術基準を定める省令 第74条
電気さく(屋外において裸電線を固定して施設したさくであって、その裸電線に充電して使用するものをいう。)は、施設してはならない。ただし、田畑、牧場、その他これに類する場所において野獣の侵入又は家畜の脱出を防止するために施設する場合であって、絶縁性がないことを考慮し、感電又は火災のおそれがないように施設するときは、この限りでない。電気設備の技術基準の解釈 第192条(要旨)
- 第一号田畑、牧場、その他これに類する場所において野獣の侵入又は家畜の脱出を防止するために施設するものであること。
- 第二号電気さくを施設した場所には、人が見やすいように適当な間隔で危険である旨の表示をすること。
- 第三号電気用品安全法の適用を受ける電気さく用電源装置、又は感電により人に危険を及ぼすおそれのないように出力電流が制限される電気さく用電源装置であって、電気用品安全法の適用を受ける直流電源装置若しくは蓄電池、太陽電池その他これらに類する直流の電源から電気の供給を受けるものから電気の供給を受けること。
- 第四号電気さく用電源装置(直流電源装置を介する場合は直流電源装置)が使用電圧 30 V 以上の電源から電気の供給を受ける場合において、人が容易に立ち入る場所に施設するときは、電流動作型で、定格感度電流 15 mA 以下、動作時間 0.1 秒以下の漏電遮断器を施設すること。
- 第五号電気さくに電気を供給する電路には、容易に開閉できる箇所に専用の開閉器を施設すること。
- 第六号衝撃電流を繰り返して発生する電気さく用電源装置は、電波又は高周波電流が無線設備の機能に継続的かつ重大な障害を与えるおそれがある場所には施設しないこと。
出典:e-Gov 法令検索「電気設備に関する技術基準を定める省令」(令和5年3月20日施行)、経済産業省「電気設備の技術基準の解釈」(令和7年11月20日改正)。2026-09-23 確認。以降の改正は反映していません。
- 農林水産省「野生鳥獣被害防止マニュアル【総合対策編】」(令和5年3月)
- 農林水産省「野生鳥獣被害防止マニュアル【中型獣類編】」(令和6年3月)
- 農林水産省(過去のマニュアル)「【改訂版】野生鳥獣被害防止マニュアル-イノシシ、シカ、サル(実践編)-」(平成26年3月)— 過去の版(現行の総合対策編と併用)
- 鳥取県 農林水産部 農業振興局 鳥獣対策課「電気柵設置・点検マニュアル」(平成28年3月発行(掲載中の版))
- 福井県 丹南農林総合事務所「シカとイノシシ用 電気柵 設置・管理のポイント/点検のポイント」(令和5年)
- 京都府「獣害対策の手引き(4-3 電気柵(柵線型))」(2011年7月11日掲載)
- e-Gov 法令検索(平成9年通商産業省令第52号、令和5年3月20日施行の版)「電気設備に関する技術基準を定める省令 第74条」(令和5年3月20日施行)
- 経済産業省「電気設備の技術基準の解釈 第192条」(令和7年11月20日改正)
- 経済産業省「電気設備の技術基準の解釈の解説 第192条」(令和7年11月20日改正)
- 農林水産省「鳥獣による農作物等の被害の防止に係る電気さく施設における安全確保について」(平成28年3月)
地域の実情は、市町村の鳥獣被害対策の担当や都道府県の普及指導機関に確認してください。
- 支柱:角・出入口の両脇・起伏区間の両端(起伏区間は 1 か所とします)に立て、その間を支柱間隔以下で割ります。辺の長さを入力しないため「外周÷間隔の切り上げ(起伏区間は詰めた間隔)+固定する支柱 − 1」本で、どの配置でも足ります。実際は最大で「固定する支柱 − 1」本少なく済みます。
- ガイシ:支柱ごとに通電する段の数。角は段ごとに 2 個(京都府)。グリップ:出入口ごとに通電する線の数。
- 出典の値が範囲のときは、支柱間隔は短い側、高さと距離は下限を入れています。
- 外側の線は、柵が凸形に囲むものとして計算します。地形・角の形・資材の規格(1 巻の長さ・支柱の長さ)で数量は変わります。
- 電源装置・アース棒・危険表示板・ネット・防草シートは含みません。電源装置は柵の延長に合う能力のものを説明書で選んでください。
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